データベース設計とSQLのマスター
研修概要
データベーススペシャリスト試験は、IPA(情報処理推進機構)が実施している情報処理技術者試験のひとつです。本研修では、試験合格を目指す方に向けて、データベースの基礎から始まり、SQLの応用、データベース設計、トランザクション管理、パフォーマンスチューニング、バックアップとリカバリ、セキュリティまで幅広く学びます。講義、実習、グループディスカッションを組み合わせ、過去問題の演習や模擬試験を通じて効率的な学習をサポートします。
目的
- データベース管理や設計に関する専門知識と技術を学ぶ
- 試験対策を通じて、最新のデータベース技術や最適な手法を学ぶ
対象者
- データベースの運用や管理を担当している方
- データベースの設計やデータモデリングに従事している方で、業務の効率化や品質向上を目指し、体系的な知識を習得したい方
- システム開発や運用に携わっているエンジニアで、データベースに関する知識を深め、キャリアの幅を広げたい方
環境要件
PC(オンライン時)
テキスト
オリジナルテキスト
※または市販書籍
研修内容
1. オリエンテーション
- 研修の目的と概要の説明
- 試験の形式と出題傾向の紹介
2. データベース基礎
- データベースとは何か
- データモデルとリレーショナルデータベース
- データベース管理システム(DBMS)の基本概念
3. SQL基礎
- 基本的なSQL文(SELECT、INSERT、UPDATE、DELETE)
- 集計関数とグループ化(GROUP BY、HAVING)
- ジョイン(INNER JOIN、LEFT JOIN、RIGHT JOIN)
- サブクエリと組み合わせクエリ
4. データベース設計
- 正規化とデータモデリング
- ER図の作成
- データベーススキーマの設計
5. トランザクションと同時実行制御
- トランザクションの概念
- ACID特性(Atomicity, Consistency, Isolation, Durability)
- ロック機構とデッドロックの対策
6. パフォーマンスチューニング
- インデックスの利用と効果
- クエリ最適化の技術
- パフォーマンスモニタリングと診断
7. バックアップとリカバリ
- データバックアップの種類と方法
- リカバリ手順と戦略
- リストア操作の実践
8. セキュリティ
- データベースセキュリティの基本
- アクセス制御と権限管理
- 暗号化とデータ保護
9. ふりかえり・まとめ
研修日数
2日間
備考
本研修はお客様のご要望によって内容のアレンジも可能ですので、お気軽にご相談ください。
お申し込み・お問い合わせ
下記のリンクより申込み・お問い合わせください。(別のタブが開きます)
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