Reactで作るシンプルなWebアプリケーション
研修概要
Reactは、ユーザーインターフェイス構築に特化したJavaScriptライブラリです。この研修では、Reactの基本的な導入からコンポーネント作成、PropsとStateの管理、イベント処理までを学びます。さらに、簡単なReactアプリケーションを作成し、デバッグやエラーハンドリングの基本も習得します。初心者でもモダンなフロントエンド開発スキルを基礎から学べる内容です。
目的
- Reactの基礎を習得する
- PropsとStateの管理スキルを習得する
- イベント処理とフォーム操作を理解する
- コンポーネントライフサイクルを理解する
- フック(Hooks)の基本を理解する
- 簡単なReactアプリケーションを作成できるようになる
- デバッグとエラーハンドリングのスキルを向上させる
対象者
- HTMLやCSS、JavaScriptの基本的な知識(変数、関数、配列、オブジェクトなど)がある方
- フロントエンドエンジニアの方
- フロントエンド開発に興味がある方
環境要件
OS Windows、64bit、8GB以上メモリ、Node.js、npmまたはyarn、テキストエディタ(VSCodeなど)
テキスト
オリジナルテキスト
※または市販書籍
研修内容
1. Reactの基礎
- Reactの導入とコンポーネントの作成
- Reactの基本概念と役割の説明
- 開発環境のセットアップ(Node.jsとnpmのインストール、create-react-appの使用)
- JSXの基本的な使い方と役割
- コンポーネントの作成とエクスポート/インポート方法
- コンポーネントの再利用性と分割方法
- PropsとStateの理解
- Propsの基本概念と使い方
- 親コンポーネントから子コンポーネントへのデータ渡し
- Stateの基本的な概念と管理方法
- useState フックを使った状態管理の基本操作
- StateとPropsの違いと役割分担
- イベント処理とフォームの扱い
- JSX内でのイベントハンドリングの基本 (onClick, onChange など)
- フォーム要素の扱い方と制御コンポーネントの作成
- フォームの入力値の管理と送信処理の実装
- 基本的なフォームバリデーションの実装方法
- コンポーネントライフサイクル
- コンポーネントライフサイクルの基本概念
- ライフサイクルメソッドの役割と使用タイミング(useEffect フックを含む)
- useEffect フックを使った副作用の処理とクリーンアップ
2. Reactの応用
- フック(Hooks)を用いた関数コンポーネント
- フックの基本概念と役割
- useState と useEffect フックの使い方
- 関数コンポーネントの利点とシンプルな実装方法
- 基本的な状態管理の理解
- 状態管理の基本概念と必要性
- シンプルな状態管理方法の紹介(複数のStateの管理)
- コンテキストAPIを使わない簡単な状態管理の実装例
3. 実践的な開発
- 簡単なReactアプリケーションの作成
- 基本的なCRUD操作を持つシンプルなアプリケーションの構築
- 小規模なReactプロジェクトのディレクトリ構成とファイル管理
- コンポーネントの分割と再利用によるアプリケーションの拡張性向上
- デバッグとエラーハンドリング
- ブラウザデベロッパーツールを使ったデバッグの基本
- Reactでのエラーメッセージの読み方と対処方法
- シンプルなエラーハンドリングの実装方法
研修日数
2〜3日間
備考
本研修はお客様のご要望によって内容のアレンジも可能ですので、お気軽にご相談ください。
お申し込み・お問い合わせ
下記のリンクより申込み・お問い合わせください。(別のタブが開きます)
・お問い合わせ
・研修導入の流れ