Pythonで始めるプログラミング
研修概要
Pythonはシンプルで読みやすい汎用プログラミング言語です。この研修では、Pythonの基本的な文法、データ型、制御構造、関数、ファイル操作、エラーハンドリング、オブジェクト指向プログラミングの基礎を学びます。初心者向けにプログラミングの基礎をしっかりと習得し、実際のプロジェクトで活用できるスキルを身につけます。
目的
- Pythonの基本文法と構文を理解する
- 変数とデータ型の操作スキルを習得する
- 制御構造を理解し活用できるようになる
- データ構造の基本操作を理解するする
- ファイル操作の基本スキルを習得する
- モジュールとライブラリの活用方法を理解する
- エラーハンドリングとデバッグスキルを向上させる
- オブジェクト指向プログラミングの基礎を理解する
対象者
- プログラミング初心者の方
- 他のプログラミング言語経験者でPythonを学びたい方
環境要件
OS Windows、64bit、8GB以上メモリ
テキスト
オリジナルテキスト
※または市販書籍
研修内容
1. Pythonの基本概念と文法
- Pythonの特徴と用途
- Pythonの概要
- インタープリターとしての動作とその利点
- Pythonコードの基本的な構造と書き方
- 変数とデータ型
- 変数の定義と命名規則
- 基本的なデータ型の紹介(整数、浮動小数点数、文字列、ブール値)
- 型変換の方法と必要性 (int(), float(), str() など)
- データ型の確認方法 (type() 関数の使用)
- 制御構造
- if 文による条件分岐の基本的な書き方
- 比較演算子と論理演算子の使用方法
- for ループによる繰り返し処理
- while ループの基本的な使い方と無限ループの回避
- ループ内での処理制御 (break, continue の使い方)
- 関数の定義と呼び出し
- 関数の基本的な定義方法と用途 (def キーワード)
- 引数とデフォルト引数の設定方法
- 関数の戻り値とその利用方法
- スコープの概念(ローカル変数とグローバル変数)
2. データ構造
- リスト、タプル、辞書の使用
- リストの基本操作(追加、削除、スライス、結合)
- タプルの不変性とその活用場面
- 辞書の基本操作(キーと値のペア追加、削除、アクセス)
- リストと辞書の違いとそれぞれの適した用途
- リスト内包表記
- リスト内包表記の構文と基本的な使い方
- 条件付きリスト内包表記の書き方
- 内包表記による簡潔なコードの実現
3. ファイル操作
- ファイルの読み書き
- テキストファイルを読み書きするための基本操作 (open, read, write, close)
- ファイル操作におけるエラーハンドリング (try, except の使用)
- with 文を使った安全なファイル操作の方法
- テキストとバイナリデータの扱い
- テキストファイルとバイナリファイルの違い
- バイナリファイルの基本操作と読み書き方法
4. モジュールとライブラリの使用
- 標準ライブラリの利用方法
- Pythonの標準ライブラリの紹介と活用例(math, datetime, os など)
- モジュールのインポート方法と基本的な使い方 (import, from … import …)
- サードパーティ製ライブラリの導入
- pip を使ったライブラリのインストール方法
- インストール済みライブラリの確認と基本的な利用方法
5. エラーハンドリングとデバッグ
- 例外処理の実装
- 例外処理の基本 (try, except, finally の使い方)
- よく使われる例外の種類(ValueError, TypeError, IOError など)
- カスタム例外の作成方法
- デバッグツールの使用方法
- print 文を使ったデバッグの基本
- pdb モジュールを使ったステップバイステップのデバッグ
- エラーメッセージの読み取りと解釈方法
6. オブジェクト指向プログラミング
- クラスとオブジェクトの作成
- クラスの定義とインスタンスの生成
- インスタンス変数とクラス変数の違いと使い方
- メソッドの定義と呼び出し方法
- オブジェクト指向の基本的な概念(カプセル化、メソッドと属性)
- 継承とポリモーフィズム
- クラスの継承によるコードの再利用 (super() の使用)
- メソッドのオーバーライドとその利用方法
- ポリモーフィズムの基本概念とその実装
研修日数
2〜3日間
備考
本研修はお客様のご要望によって内容のアレンジも可能ですので、お気軽にご相談ください。
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