OOPの基礎をマスターする
研修概要
オブジェクト指向プログラミング(OOP)とは、データと操作を一つにまとめた「オブジェクト」を基本単位とし、再利用性や拡張性を高める設計手法です。本研修では、オブジェクトとクラスの概念、カプセル化、継承、ポリモーフィズムなど、OOPの基本原則を理解し、実際にコードを書きながらこれらの概念を適用するスキルを習得します。基礎から学び、実践的な演習を通じて、OOPの基本をしっかりと身につけます。
目的
- オブジェクト指向プログラミングの基本概念を理解する
- 実務でのプログラミングに役立つスキルを習得する
- ソフトウェア設計の品質を向上する力を身につける
対象者
- プログラミング初心者の方
- ソフトウェアエンジニアの方
環境要件
OS: Windows、64bit、8GB以上メモリ
テキスト
オリジナルテキスト
※または市販書籍
研修内容
オブジェクト指向の基礎
- オブジェクトとクラスの概念
- オブジェクトとクラスの定義と違い
- オブジェクトの属性(プロパティ)とメソッド
- クラスの設計とインスタンス化の基本
- クラスの構成要素(コンストラクタ、デストラクタ、メソッド)
- カプセル化
- カプセル化の目的とそのメリット
- アクセス修飾子(public, private, protected)の役割
- セッター(setter)とゲッター(getter)の使い方
- カプセル化によるデータ保護と安全性の向上セル化、継承、ポリモーフィズム
- 継承
- 継承の基本概念と利点(コードの再利用性、階層構造)
- 基底クラス(親クラス)と派生クラス(子クラス)の関係
- オーバーライド(メソッドの上書き)の仕組み
- 継承を使ったシンプルなクラス階層の設計
- ポリモーフィズム
- ポリモーフィズムの基本概念と例
- メソッドのオーバーロードとオーバーライドの違い
- ポリモーフィズムの実装による柔軟なクラス設計
- ポリモーフィズムを利用した動的メソッド呼び出し
- 抽象クラスとインターフェース
- 抽象クラスの定義と用途
- 抽象メソッドとその実装ルール
- インターフェースの基本概念と役割
- 抽象クラスとインターフェースの違いと使い分け
実践的な演習
- オブジェクト指向のミニプロジェクト
- 簡単なクラスの設計と実装演習
- オブジェクトの生成と基本操作
- 継承とポリモーフィズムを利用したクラス設計演習
- 抽象クラスやインターフェースの基本的な実装演習
- コードレビューとフィードバック
- 他の参加者によるコードレビューの実施
- 基本的な設計の良し悪しについてディスカッション
- 講師からのフィードバックと改善点の提案
研修日数
2〜3日間
備考
本研修はお客様のご要望によって内容のアレンジも可能ですので、お気軽にご相談ください。
お申し込み・お問い合わせ
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