Goで始めるシンプルなアプリケーション開発
研修概要
Go言語は、並行処理と高速性に優れたプログラミング言語で、特にクラウドネイティブアプリケーションや分散システムの開発に適しています。この研修では、Goの基本構文やデータ型、関数、エラーハンドリング、並行処理の基礎を学び、シンプルなアプリケーションを構築できるスキルを習得します。
目的
- Go言語の基本構文とデータ型を理解する
- 関数、メソッド、インターフェースの基礎を習得する
- エラーハンドリングとパッケージ管理を理解する
- 並行処理の基礎を習得する
- 実践的なアプリケーション開発スキルを習得する
対象者
- 基本的なプログラミング経験がある方
- WebアプリケーションやAPIの開発をGo言語で行いたい方
環境要件
OS: Windows、64bit、8GB以上メモリを推奨
テキスト
オリジナルテキスト
※または市販の教科書
研修内容
1. Go言語の基礎
- 構文と基本的なデータ型
- Goの基本的なプログラム構造(package, import, main 関数の役割)
- 基本的なデータ型の紹介(int, float64, string, bool など)
- 変数の宣言と初期化方法 (var キーワード、短縮変数宣言)
- 型変換の基本 (int, float64, string 間の変換)
- 関数、メソッド、インターフェース
- 関数の基本的な定義と呼び出し(引数と戻り値の扱い方)
- 複数の戻り値の処理方法
- メソッドの定義とレシーバーの役割
- インターフェースの基本概念と使い方
- エラーハンドリングとパッケージ管理
- エラーハンドリングの基本 (error 型とエラーの処理方法)
- エラーチェックと処理の標準的な書き方
- パッケージのインポートと基本的な使い方 (fmt, os など)
- Go Modulesを使ったパッケージ管理の基本
2. 並行処理
- ゴルーチンとチャネル
- ゴルーチンとは何か
- ゴルーチンの基本的な使い方
- ゴルーチンの起動と並行処理の簡単な実装例
- チャネルの基本概念とデータの送受信
- チャネルを使ったゴルーチン間の通信方法
- 同期メカニズムとパターン
- sync パッケージの基本的な使い方(WaitGroup, Mutex など)
- ゴルーチンの同期とデータ競合の回避
- シンプルな並行処理パターンの紹介と実装
3. 実践的なアプリケーション開発
- ネットワークプログラミングとHTTPサーバー
- Goでの簡単なネットワークプログラミングの基礎(net パッケージ)
- 基本的なHTTPサーバーの作成とルーティングの設定
- 簡単なAPIのエンドポイントの実装
- データベースアクセスとAPI開発
- database/sql パッケージを使った基本的なデータベース接続
- SQLクエリの実行と結果の処理
- 簡単なRESTful APIの構築とデータベースとの連携
研修日数
2〜3日間
備考
本研修はお客様のご要望によって内容のアレンジも可能ですので、お気軽にご相談ください。
お申し込み・お問い合わせ
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