実践から学ぶ組み込みシステム開発
研修概要
本研修は、実務で活用される組み込みシステムの設計と開発スキルを身につけるための集中トレーニングです。ハンズオン形式でリアルなプロジェクトに取り組みながら、組み込みシステムの基本概念やC言語によるプログラミング、マイコンアーキテクチャ、リアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)、通信プロトコルなどを学びます。座学と実践を組み合わせることで、即戦力となるスキルを身につけます。
目的
- 組み込みシステムの基本的なアーキテクチャとデザインを理解する
- リアルタイムオペレーティングシステムを活用できるようになる
- 組み込みシステムにおけるプログラミング言語(CやC++など)を理解する
- ハードウェアとの連携、デバッグ、エラーハンドリングのスキルを身につける
対象者
- ソフトウェア開発経験者で、組み込みシステムの知識を深めたい方
- 組み込みシステムエンジニア志望の方
- プロトタイプや制御系の開発に興味がある方
環境要件
OS:Windows、64bit、8GB以上メモリ
テキスト
オリジナルテキスト
※または市販書籍
研修内容
1. 組み込みシステム基礎
- 組み込みシステムの基本概念
- 組み込みシステムとは何か?
- ハードウェアとソフトウェアの基本
- リアルタイムシステムの概要
2. プログラミング言語とツール
- C言語の基礎
- データ型、制御構造、関数など
- ポインタとメモリ管理
- 組み込みシステムでのC言語プログラミング
- 統合開発環境(IDE)の使用
3. マイコンアーキテクチャとハードウェア制御
- マイコンのアーキテクチャ
- レジスタ操作とビットマスク
- インタラクティブなハードウェア制御の演習
4. リアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)
- RTOSの基本概念
- スケジューリングとデッドライン管理
- マルチスレッドプログラミング
- ケーススタディ: FreeRTOS、RTOSの実際の使用例
5. 通信プロトコルとインタフェース
- シリアル通信(UART、SPI、I2C)
- イーサネットとTCP/IP
- CAN(Controller Area Network)の基礎
- デバイス間の通信とデータの受け渡し
6. プロジェクトベースの応用
- 小規模プロジェクトの実施
- グループでのプロジェクト設計と実装
- コードレビューと最適化
研修日数
3〜15日間
備考
本研修はお客様のご要望によって内容のアレンジも可能ですので、お気軽にご相談ください。
お申し込み・お問い合わせ
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