JavaScriptで作るインタラクティブなUI
研修概要
JavaScriptは、Web開発においてクライアントサイドの動的コンテンツやユーザーインタラクションを実現する重要なプログラミング言語です。この研修では、JavaScriptの基本構文、データ型、DOM操作、イベント処理、非同期通信の基礎を学びます。さらに、実際のプロジェクトを通じて、Web開発に必要なスキルを段階的に習得し、シンプルなWebアプリケーションを構築できるようになることを目指します。
目的
- JavaScriptの基本構文とデータ型を理解する
- 変数と制御構造の使用方法を習得する
- DOM操作とイベント処理の基本を理解する
- Ajaxと非同期通信の基礎を習得する
- JavaScriptを使ったWeb開発プロジェクトの実践スキルを習得する
対象者
- 基本的なHTMLやCSSの知識がある方
- プログラミング初学者の方
- Web開発に興味のある方
- フロントエンド開発を学びたい方
環境要件
OS Windows、64bit、8GB以上メモリ
テキスト
オリジナルテキスト
※または市販書籍
研修内容
1. JavaScript基礎
- JavaScriptの構文と基本的なデータ型
- JavaScriptの基本構文(文法、セミコロンの省略、コメントの使い方)
- 基本的なデータ型の紹介(string, number, boolean, null, undefined, array, object)
- 型変換の方法とその必要性 (Number(), String(), Boolean() など)
- 変数、演算子、制御構造
- 変数の宣言方法とスコープ (var, let, const の違い)
- 基本的な演算子の使い方(算術演算子、比較演算子、論理演算子)
- 条件分岐の基本 (if, else, else if, switch)
- ループ構造の基本 (for, while, do-while) とループの制御 (break, continue)
- 関数とオブジェクト
- 関数の定義と呼び出し(通常の関数宣言と関数式)
- 関数の引数と戻り値、デフォルト引数の設定
- オブジェクトの基本的な構造とプロパティの操作(追加、削除、更新)
- メソッドの定義と呼び出し、this キーワードの基本的な使い方
- 例外処理
- 例外処理の基本 (try, catch, finally)
- 標準的な例外の種類と対処法(ReferenceError, TypeError など)
- エラーメッセージの確認とデバッグの基本
2. DOMとイベント処理
- DOMの操作と動的なコンテンツ生成
- DOMツリーとは何か
- DOMの基本概念
- 基本的なDOM要素の取得方法 (getElementById, querySelector)
- DOM要素の操作(テキストや属性の変更、要素の追加・削除)
- 動的にコンテンツを生成する方法(createElement, appendChild)
- イベントの検知と処理
- イベントリスナーの設定 (addEventListener の基本的な使い方)
- ユーザーインタラクションの検知(クリック、入力、マウス操作など)
- イベントオブジェクトの利用とイベントバブリングの基本概念
3. Ajaxと非同期通信
- Ajaxの基本と非同期通信の実装
- Ajaxとは何か
- Ajaxの基本的な仕組み
- XMLHttpRequestを使った基本的な非同期通信の実装
- サーバーからのデータ取得とページへの反映
- JSONの取り扱い
- JSONとは何か
- JSONの基本的な構造
- JSONデータのパース (JSON.parse) と文字列化 (JSON.stringify)
- サーバーとのデータのやり取りにおけるJSONの活用
4. ES6+機能の活用
- アロー関数とテンプレートリテラル
- アロー関数の基本的な書き方と通常の関数との違い
- テンプレートリテラルを使った文字列の組み立て方法(バッククオート の使用)
- 分割代入とクラス構文
- 分割代入の基本(配列とオブジェクトからのデータ取得)
- クラスの基本的な構文とインスタンスの生成方法
- クラスメソッドとコンストラクタの定義
- Promiseとasync/awaitの使用
- Promiseの基本的な概念と使用方法
- async / await を使った非同期処理のシンプルな実装
5. プロジェクト実践
- Web開発プロジェクトにおけるJavaScriptの活用
- 簡単なWebアプリケーションの構築
- JavaScriptを使ったインタラクティブなUIの実装
- 基本的なデバッグ方法とブラウザ開発ツールの利用
- コードのパフォーマンスを改善するための基本的な手法
研修日数
2〜3日間
備考
本研修はお客様のご要望によって内容のアレンジも可能ですので、お気軽にご相談ください。
お申し込み・お問い合わせ
下記のリンクより申込み・お問い合わせください。(別のタブが開きます)
・お問い合わせ
・研修導入の流れ