基礎から学ぶデバイスとデータの連携
研修概要
IoTは、デバイス同士が連携しデータを収集・処理して新たな価値を生み出す技術です。この研修では、IoTの基本概念からセンサーデータの取得、クラウドとの連携、デバイス間の通信と制御、セキュリティ対策までを学びます。実際のプロジェクトを通じて、IoTアプリケーション開発の基礎スキルを習得することを目指します。
目的
- IoTの基本的な概念や仕組みを学び、IoT技術がどのように社会に影響を与えているかを理解する
- センサーの基本的な動作とデータ取得方法を学び、基本的なデータ処理スキルを習得する
- IoTデバイスとクラウドの連携方法を学び、データの保存や分析、可視化の基本スキルを身につける
- デバイス同士の通信方法やリモート制御の基礎を学び、簡単なIoTシステムの構築ができるようになる
- IoTにおける基本的なセキュリティリスクとその対策方法を学び、安全なシステム構築の基本を理解する
対象者
- IoT技術に興味があり、基礎から学びたい方
- IoTとの連携やデバイス制御を学びたい方
環境要件
OS Windows、64bit、8GB以上メモリ
テキスト
オリジナルテキスト
※または市販書籍
研修内容
1. IoT基礎
- IoTの概念と基本原則
- IoT(モノのインターネット)とは何か、その基本的な概念と役割
- IoTシステムの構成要素(センサー、アクチュエーター、ネットワーク、クラウド)
- IoTがどのように社会に影響を与えているかの概要
- センサーデータの取得と処理
- センサーの基本的な仕組みと種類(温度、湿度、光、加速度など)
- センサーデータの取得方法とデバイスとの接続
- 基本的なデータ処理の方法(フィルタリング、平均化、変換)
- クラウドプラットフォームとの連携
- IoTデバイスがクラウドと連携する基本的な仕組み
- データのクラウドへの送信方法とその利点
- 基本的なクラウドサービスの紹介(データ保存、分析、可視化)
- デバイス同士の通信と制御
- 基本的な通信プロトコル(HTTP, MQTT)の紹介と用途
- デバイス間通信の基本的な設定方法
- デバイスのリモート制御の基本概念とその実装方法
- セキュリティ対策
- IoTシステムにおける基本的なセキュリティリスクの理解
- セキュリティを確保するための基本的な手法(データ暗号化、認証、ファームウェアの更新)
- 安全な通信とデバイス管理の基本的な考え方
2. プロジェクト実践
- IoTデバイスの実装とプログラミング
- 簡単なIoTデバイスのセットアップとプログラミング
- センサーデータを収集し、基本的な処理を行うプログラムの作成
- 実際のデータ処理と分析
- 取得したセンサーデータをクラウドに送信し、保存する方法
- 基本的なデータ分析手法を使ったデータの解釈
- クラウドサービスを使用したデータ連携
- クラウド上でのデータ可視化とレポート作成
- デバイスからクラウドへのデータ送信とフィードバックの実装
- IoTプロジェクトのデバッグとテスト
- IoTシステムの基本的なトラブルシューティング
- テスト手法の基礎と効果的なデバッグ方法
研修日数
2〜3日間
備考
本研修はお客様のご要望によって内容のアレンジも可能ですので、お気軽にご相談ください。
お申し込み・お問い合わせ
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