エンジニア新入社員研修の日数は、到達目標次第で0.5日〜60日と幅があります。言語の基本文法だけを学ぶのか、フレームワークを使った実践開発まで含めるのかで、同じ言語でも必要な日数は大きく変わります。まずは配属後に何ができてほしいかを整理すると、必要な日数の目安が見えてきます。
こんな状況で日数が分からなくなります
何日組めばいいか相場が分からない
研修会社によって提示される日数がまちまちで、何を基準に比較すればよいか分かりにくいケースです。到達目標をそろえて比較すると、日数の差の理由が見えやすくなります。
予算を立てるのに期間が要る
研修費用は日数・人数・内容の掛け合わせで決まるため、稟議や予算取りの前に大まかな日数感がほしいというケースです。
日数は「配属後に何ができてほしいか」で決まる
言語基礎のみ
IT基礎から言語の文法・オブジェクト指向までを一通り学び、簡単なWebアプリを自分で書けるようになることが目標です。Java基礎(30〜40日間)とPython(30日間)がこの層にあたります。
フレームワークまで
言語基礎に加えて、配属先の現場で実際に使うフレームワークまで学び、チーム開発でモダンなWebアプリケーションを制作できる状態を目指します。Java+Spring Boot(55〜60日間)が該当し、6コースの中で最も長い構成です。
インフラ・組み込み
Webアプリ開発とは異なる到達目標として、ネットワーク(CCNA基礎・21日間)はOffice基礎からCCNA試験対策、サイバーセキュリティ基礎、フォローアップまでを通しで実施し資格取得を目指します。組み込み(C/C++・20〜25日間)はC言語・C++の基礎からマイコンボードを使った実機演習、リアルタイムOSまでを扱います。
到達目標別の3軸比較表
配属先の到達目標ごとに、研修内容と日数を整理しました。予算立ての目安としてご利用ください。
| コース | 到達目標(配属先) | 内容 | 日数 |
|---|---|---|---|
| Java(基礎) | Webアプリ開発チームに配属予定 | IT基礎(アルゴリズム・ネットワーク・DB)からJava文法、オブジェクト指向、JDBC、Servlet/JSP、JUnitを学び、Webアプリ開発でチーム開発を経験 | 30〜40日間 |
| Java+Spring Boot | Spring Boot案件への配属を想定 | Java基礎に加え、Spring Boot/MVC/Data/DI/AOPまで学び、チーム開発でモダンなWebアプリを制作 | 55〜60日間 |
| Python(Flask/Django) | Webアプリ開発チームに配属予定 | IT基礎からPython文法、オブジェクト指向を学び、Flask/Djangoいずれかを使ったWebアプリ開発とGit・GitHubでのチーム開発を経験 | 30日間 |
| ネットワーク(CCNA基礎) | ネットワーク運用・保守への配属を想定 | Office基礎(2日間)+CCNA試験対策(17日間)+サイバーセキュリティ基礎(1日間)+フォローアップ(1日間)でCCNA資格取得を目指せる状態に | 21日間 |
| 組み込み(C/C++) | メーカー・組み込み系企業への配属を想定 | C言語・C++の基礎からCPUの仕組み、マイコンボードを使った周辺デバイス制御、リアルタイムOSまでを学び成果物を発表 | 20〜25日間 |
| リポートスキル研修(発信力・質問力) | 配属先を問わず共通で身につけたいスキル | 情報を瞬時に整理し、相手にわかりやすく伝える力を、VTR・中継リポート形式の演習で習得(新入社員を含む幅広い階層が対象) | 0.5〜1日間 |
※ いずれも目安の日数です。企業様のご都合により調整可能です。研修期間を2週間程度に収めたい場合の考え方は、新入社員エンジニア研修の言語選びで解説しています。
よくあるご質問
Q. エンジニア向けの新入社員研修は何日間が目安ですか?
Q. JavaのIT新入社員研修は何日間ですか?
Q. Python新入社員研修は何日間ですか?
Q. 新入社員研修の日数は何で決まりますか?
日数の目安からご相談ください
到達目標が固まっていない段階でも、必要な日数の見立てからご一緒に整理します。