Rubyで磨くプログラミングスキル
研修概要
Rubyは、シンプルで柔軟なプログラミング言語で、Web開発やスクリプト作成に広く使用されています。この研修では、Rubyの基本的な構文、データ型、制御構造、オブジェクト指向の概念を学び、セキュリティ対策やデバッグ、ファイル操作などの実用的なスキルを習得します。
目的
- Rubyの基礎知識を習得する
- 基本的なファイル操作と例外処理を習得する
- セキュリティ対策を理解する
- デバッグとエラーハンドリングのスキルを向上させる
- プログラムの構造化と再利用性を向上させる
対象者
- プログラミング初心者の方
- Webエンジニア入門者の方
環境要件
OS Windows、64bit、8GB以上メモリ
テキスト
オリジナルテキスト
※または市販書籍
研修内容
1. Ruby言語の基礎
- 構文と基本的なデータ型
- コメントの書き方
- 数値型、文字列型、ブール型の基本操作
- 配列とハッシュの基本的な使い方
- 変数の宣言とスコープ
- 演算子の使い方(算術演算子、比較演算子、論理演算子)
- 制御構造(条件分岐、ループ)
- if, elsif, else の条件分岐の書き方
- 三項演算子の使用方法
- case 文の使い方
- ループの基本構造:while, until, for, each
- 関数とメソッド
- メソッドの定義と呼び出し方
- メソッドの引数とデフォルト値の設定
- 可変長引数の使い方
- メソッドの戻り値の取得方法
- ファイル操作と例外処理
- ファイルの読み込みと書き込み (File.open, read, write)
- ファイルパスの操作 (File.dirname, File.basename)
- 基本的な例外処理の方法 (begin, rescue, ensure)
- 標準的な例外の捕捉方法
2. オブジェクト指向プログラミング(OOP)
- クラスとオブジェクト
- クラスの定義とオブジェクトの生成方法
- インスタンス変数とクラス変数の違いと使い方
- メソッドの公開範囲(public, private, protected)の指定
- 継承、カプセル化、ポリモーフィズム
- クラスの継承の基礎 (< を使った継承)
- メソッドのオーバーライドとスーパーメソッドの呼び出し (super)
- アクセサメソッド (attr_accessor, attr_reader, attr_writer) の使い方
- ポリモーフィズムの基礎的な理解
- モジュールの使用
- モジュールの定義と基本的な使用方法 (include, extend)
- 名前空間としてのモジュール利用方法
3. セキュリティ対策と認証
- セキュリティ対策
- 基本的なセキュリティ対策(CSRF、XSS、SQLインジェクション)
- データの安全な取り扱い方法
- 認証
4. デバッグとエラーハンドリング
- デバッグ方法
- puts, p, print を使ったデバッグプリントの方法
- 基本的なデバッグツールの使い方 (byebug, pry)
- エラーハンドリング
- 基本的なエラーメッセージの確認方法
- 例外処理を使ったエラーハンドリング (rescue, raise)
研修日数
2〜3日間
備考
本研修はお客様のご要望によって内容のアレンジも可能ですので、お気軽にご相談ください。
お申し込み・お問い合わせ
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