Railsで学ぶWeb開発の基本
研修概要
Ruby on Railsは、Rubyを基盤としたWebフレームワークで、高速かつ効率的なWebアプリケーション開発を可能にします。この研修では、Railsの基本構造、MVCアーキテクチャ、データベース操作などの基礎を学び、簡単なアプリケーションを構築するスキルを習得します。
目的
- Railsフレームワークを理解する
- MVCアーキテクチャを理解する
- ビューを構築し、ユーザーインターフェースを作成できるようになる
- データベース操作を習得する
- 基本的なフォーム操作とバリデーションを理解する
- 簡単なWebアプリケーションの開発スキルを向上させる
- デバッグとエラーハンドリングのスキルを向上させる
対象者
- Rubyの基礎知識がある方
- HTMLやCSSの基本的な知識がある方
- 初級レベルのエンジニアの方
- Webエンジニア初心者の方
環境要件
OS Windows、64bit、8GB以上メモリ、Ruby開発環境、Ruby on Rails、データベース(SQLite、MySQLなど)
テキスト
オリジナルテキスト
※または市販書籍
研修内容
1. Ruby on Railsの基礎
- Railsフレームワークの概要とセットアップ
- Ruby on Railsの基本的な概要と役割の説明
- Railsのインストールと開発環境のセットアップ
- Railsアプリケーションの初期設定と基本的なディレクトリ構造の理解
- Railsサーバーの起動と初期画面の確認
- MVCアーキテクチャとコントローラー
- MVC(Model-View-Controller)の基本概念と役割の説明
- コントローラーの作成と基本的なアクションの定義 (index, show, new, create)
- コントローラーとルーティングの連携 (routes.rb の基本設定)
- パラメータの取得と表示 (params を使ったデータの受け渡し)
- ビューの構築とレイアウト
- ERBテンプレートを使った基本的なビューの作成
- レイアウトファイルの利用 (application.html.erb)
- パーシャルの使用によるコードの分割と再利用
- Railsヘルパーの使用 (link_to, form_with など)
- アクティブレコードとデータベースマイグレーション
- Active Recordの基本概念と役割
- モデルの作成とデータベーステーブルとの関連付け
- マイグレーションの作成と適用 (rails generate migration, rake db:migrate)
- Active Recordを使った基本的なデータ操作(create, read, update, destroy)
2. Railsの応用
- RESTfulリソースとルーティング
- RESTfulアーキテクチャの基本概念
- リソースベースのルーティングの設定 (resources :articles など)
- ルートの確認とカスタマイズ (rails routes コマンドの使用)
- フォームとバリデーション
- form_with を使ったフォームの作成
- フォームからのデータ送信と受け取りの流れ
- モデルにおける基本的なバリデーションの設定 (validates の使用)
- セッションと認証
- セッションの基本的な概念と管理方法
- ログイン状態の管理と基本的な認証機能の実装
- クッキーを使ったセッションデータの保存
3. デバッグとエラーハンドリング
- デバッグ
- Railsのデフォルトログの確認 (log/development.log)
- byebug を使ったデバッグの基本操作
- エラーメッセージの読み取りと対処法
- エラーハンドリング
- コントローラーでの基本的なエラーハンドリング (rescue_from)
- カスタムエラーページの作成 (404.html, 500.html など)
4. 実践的なRails開発
- 簡単なWebアプリケーションの作成
- 基本的なCRUDアプリケーションの構築
- 簡単なブログやToDoリストの作成
- デプロイを考慮しないローカル環境での開発
- バージョン管理
- Gitを使った基本的なバージョン管理の流れ(コミット、プッシュ、プル)
- 簡単なブランチ管理とマージの操作
研修日数
2〜3日間
備考
本研修はお客様のご要望によって内容のアレンジも可能ですので、お気軽にご相談ください。
お申し込み・お問い合わせ
下記のリンクより申込み・お問い合わせください。(別のタブが開きます)
・お問い合わせ
・研修導入の流れ